横浜市ふるさと歴史財団と協定書締結・最古級の幕末期の写真アルバムを寄託
この度、弊社と、横浜開港資料館等を運営する公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団は「横浜の歴史文化」の普及啓発に関する協定を締結し、2024年1月31日に同資料館にて締結式をおこないました。
またそれと同時に弊社社長が取得した、幕末期の横浜などを撮影した外国人写真家フェリーチェ・ベアトの写真アルバムを、同資料館へ寄託させていただきました。
このアルバムはロンドンの日本協会が旧蔵しており、昨年オークションにかけられているのを弊社社長が発見し落札。
1863年に横浜で作成された国内最古級のアルバムとみられ、約160年の時を経て、横浜へ里帰りとなりました。
アルバムには「Yokohama Desember 20th 1863」の日付や「No.10」のナンバリング、ベアトの署名が記され、1862年12月以前に撮影されたベアト初期の作品であると考えられます。
写真38枚、水彩画2枚が収蔵されたアルバムで、野毛から見た横浜のパノラマ写真や横浜の運河、また鎌倉や江戸の風景のほか日本の役人、走る飛脚などの写真が収められています。
同資料館は「日本に残る最古級のアルバムで、資料価値は極めて高い」と評しており、今後アルバムの研究と一般公開を検討しております。
弊社は「お菓子を通じて横浜の歴史・文化を継承する」をスローガンに掲げております。その取り組みの中で、これまで横浜開港資料館等へ、横浜に関する歴史資料計95点を寄贈、さらに145点の寄託をして参りました。モノはどこにあるかで、その輝きや価値は変わってくると思っています。調査、研究、公開が重要だと思われる資料については、積極的にそのようにして参りました。
弊社は今後も横浜の歴史・文化を次世代へと受け継ぐ活動をおこなってまいります。
<プレスリリース>
・2024年1月24日 プレスリリース
・2024年2月1日 プレスリリース
<メディア>(50音順)
[web]
・朝日新聞(2024年2月1日付)
・TVK Yahooニュース(2024年1月31日)
・ヘリテイジタイムズ(2024年2月1日付)
・毎日新聞
[新聞]
・神奈川新聞(2024年2月1日付)
・産経新聞(2024年2月1日付)
・毎日新聞(2024年2月1日付)
横浜資料館 副館長 青木祐介氏
(左)弊社社長 山本博士 (右)公益社団法人 横浜市ふるさと歴史財団 代表理事 佐藤信 氏
アルバム公開の様子(横浜開港資料館 主任調査研究員 吉崎雅規 氏)